実は。。。【原田】

【意外な事実?!髪はもともと白いのです】

実は髪の毛は最初の段階では無色透明(白髪の状態)なのです。

根元の毛乳頭が血液から栄養を受け取り毛母細胞へ。その毛母細胞が分裂を繰り返し、毛髪が生まれます。それが伸びて髪の毛となるのですが、その生まれた時点では実はまだ白髪なのです。

髪の毛の色素を作っているのがメラノサイトという細胞で、メラノサイトから生まれるメラニン色素が毛母細胞が分裂するときに受け渡され、黒い髪へと生まれ変わります。

年齢を重ねて白髪になってしまうのは、メラノサイトの働きが衰え、毛母細胞に色素が受け渡されなかったり、メラニン色素が作られなくなったりするためです。

メラノサイトの働きが衰える原因ははっきりとは解明されていませんが、遺伝やストレス、薬の影響など、必ずしも加齢が原因とは限らないようです。

また、すでに生えている黒い髪が一晩で一気に白髪になった、という話は、このような仕組みからすると考えられないということになります。

メラノサイトがメラニン色素を作るのに必要なチロシナーゼを活性化させるためには、主に食べ物から摂取するといいようです。

昆布、ワカメ、サバなどに含まれる「ヨード」、バナナ、マグロ、チーズなどに含まれる「チロシン」、サツマイモ、納豆、ゴボウなどに含まれる「銅」。

この3つを意識して摂取しましょう。
白髪の改善に役立ちます。

この記事を書いた人

原田 真奈美