カールアイロン(コテ)は簡単に巻き髪をつくれるアイテムですが、太さや機能などによってさまざまな種類があります。
選択肢が豊富な分、「どのコテが自分に合っているのだろう」「何を基準に選べばいいのか分からない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、カールアイロン(コテ)の選び方やポイントについてご紹介します。
1.カールアイロン(コテ)とは?
カールアイロンとは、ゆるめのウェーブや巻き髪をつくれるヘアアイロンのことで、筒状のパイプに髪の毛を巻き付けてカールをつけます。
2つのプレートで髪をはさみ、真っ直ぐに整えるストレートアイロンと区別するために「コテ」と呼ぶ場合もあります。
パイプの太さによってつくれるカール感や仕上がりが異なるため、つくりたいヘアースタイルがある場合は、そのスタイルに合った太さを選ぶと良いでしょう。
他にもコテを選ぶときのポイントがありますので、次章で詳しくご紹介します。
2.カールアイロン(コテ)の選び方は?ポイントを紹介
自分にぴったりなカールアイロンを選ぶための重要なポイントをご紹介します。
レングスやなりたいスタイルに合わせて太さを選ぶ
まず注目したいポイントは、カールアイロンのパイプ部分の太さです。
一般的に26・32・38mmの3種類があり、自分の髪の長さやつくりたい髪型に合わせて選んでいきます。
カールアイロンの中では太めの38mmはゆるいカールを作るのに向いており、ロングヘアーの方やふんわりとした巻き髪で優しい印象を与えたい方にピッタリの太さです。
32mmはミディアム~ロングヘアーまで対応できる、誰でも使いやすいタイプです。
工夫次第で自然な巻き髪から強めのカールまでつくれる、汎用性の高い太さといえます。
26mmのコテはボブやショートヘアーの方におすすめしたい太さで、短い髪でもしっかり巻くことができます。
アレンジの細かな調整もしやすいため、前髪や顔周り、おくれ毛のセットにも向いています。
26mmより細い19mmのカールアイロンもあり、ベリーショートの方やメンズにおすすめですが、きつめのカールがかかってしまうためボブ以上の長さの方にはあまりおすすめできません。
肩につくかつかないか程度の長さであれば、26mm以上の太さのコテを選ぶのが良いでしょう。
初心者さんは32mmがおすすめ!
コテをあまり使ったことがない初心者であれば、自然なカール感を作れる32mmがおすすめです。
ある程度太めなので、髪が変に折れたり、ゴージャスすぎる仕上がりになったりする心配がありません。
まずは32mmからスタートし、慣れてきたら他のサイズに挑戦してみると良いでしょう。
温度調節ができるものを選ぶ
髪への負担を減らすために、細かく温度調節できるものがおすすめです。
コテはストレートアイロンよりも長時間熱を当てる必要があり、髪が傷みやすくなってしまいます。
細かく温度調節できるものを選べば、低い温度から徐々に上げていき、自分の髪質に合った温度を探せるため、髪への負担を軽減できるでしょう。
カバーが付属しているものや自動電源オフの機能があるものを選ぶ
カールアイロンはプレートであるパイプ部分が剥き出しになっているため、ストレートアイロンと比べて火傷しやすい形状になっています。
持ち運びしやすいように専用カバーがついているタイプ、一定時間が経過すると電源が切れる機能が付いているタイプを選ぶと万が一のトラブルを防げて安心です。
3.まとめ
カールアイロンの太さは、髪の長さやつくりたいスタイルによって選ぶのがポイントです。
初心者なら適度な太さがあり扱いやすい32mmがおすすめです。
自然な巻き髪にスタイリングできるでしょう。
ロングヘアーの方や、もっとゆるく巻きたい方にはさらに太い38mmが向いています。
反対にミディアムヘアーやショートヘアーの方は26mm以下の太さを選ぶとしっかり巻けるはずです。
他にも、カールアイロンを選ぶ際は、自分好みのコーティング素材を選ぶこと、細かい温度調節ができること、アイロンカバーや自動電源オフ機能がついていることなどがポイントになります。
この機会に、自分にピッタリのコテを見つけてみてください。