【カラーの色持ちのお話】


美容室でせっかくカラーをしたのにいつもすぐに色落ちしてしまう。

なぜ色落ちが早くなるのか、それは日頃の生活が大きく影響しているかもしれません。


まず、なぜカラーが抜けていくのか。

それは染める時の仕組みが関係しています。

カラー剤は髪の毛のキューティクルを開いて、髪の色素を脱色して、

そこに色が入るという仕組みになっています。ですので、日頃のシャンプーや紫外線、

ドライヤー、ヘアアイロンと言った外的要因で少しずつ色が流出していきます。


なので、まずシャンプー選びが重要になるのですが、

洗浄力の強いシャンプーはカラーの染料も通常より早く流れ落ちてしまいます。

アミノ酸系のシャンプーを使うと、ちょうどいい洗浄力なので、色持ちが比較的良くなります。

また、紫外線はカラーを分解してしまうので、

外に出ることが多い方はしっかりと帽子を被る、日傘をさすなどの紫外線対策をしっかりしましょう。


カラーは熱にも弱いので、ドライヤーの前には熱から髪を守る保護剤を使用し、

アイロンも140〜160℃で使用することをお勧めいたします。

ダメージによる色落ちの早さ、または色が入らないなどの現象も起こりますので、

インバス、アウトバスを必ず使い、ドライヤーでしっかりと乾かすなどのホームケアも

しっかりと行うようにしましょう。

キューティクルが薄い、地毛が明るい、髪が柔らかく細いといった髪質や状態によっても色落ちが早くなってしまうケースもあります。

サロンでのカラー前に前処理で保護をしたり、しっかりアフタートリートメントを行うなど

しっかりとした対策を心がけましょう。

少しでも色持ちを良くするために出来る事の参考になれば幸いです。

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grow HAIR DESIGN