秋も深まり冬が近づき、空気が乾燥してくると、頭皮がかゆいと感じる方はいませんか？
秋冬の乾燥した空気で、体の皮膚の乾燥が進んでしまいます。それと同時に頭皮も乾燥しています。
頭皮の乾燥は、かゆみやフケなどのトラブルを引き起こす原因のひとつです。
乾燥する秋冬に備え、どのような頭皮ケアを行えばいいのでしょうか？
《なぜ頭皮は乾燥してしまうのか？》
秋冬の頭皮が乾燥する原因は、空気の乾燥だけではありません。 夏のダメージや疲れのケアを秋に怠り、意外と強い冬の紫外線、寒さによる血行不良、頭皮の雑菌繁殖などが乾燥を招く原因となります。紫外線を過度に浴びないように避け、乾燥しすぎないちょうどいい洗浄力のシャンプーを使用、頭皮マッサージで血行の促進、清潔で健やかな頭皮に育てていきます。
《頭皮が乾燥とどうなる？》
頭皮が乾燥すると、フケ、かゆみ、ニキビ、湿疹、皮膚のたるみなどのトラブルが起こりやすくなってしまいます。 頭皮と顔は一枚の皮膚で繋がっているため、頭皮トラブルの影響で、顔の肌トラブルを引き起こしてしまいます。
頭皮の乾燥、トラブルの予防は以下の方法で行います。
《洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶ》
シャンプーに含まれる界面活性剤には、さまざまな種類があり、洗浄力が強いものは乾燥しやすいです。なので、髪や頭皮の状態にあったものを選ぶことが重要です。洗浄力が高すぎるものは、頭皮に必要な皮脂や水分をとり過ぎてしまいます。
アミノ酸系のシャンプーに含まれる界面活性剤は低刺激で、髪のタンパク質を守りながら洗い、頭皮の潤いも守ってくれます。
また、シャンプーやトリートメントの洗い残しは、頭皮の炎症を、引き起こします。洗いづらい部分を意識して、時間をかけてよーくすすぎましょう。
《頭皮マッサージで血行を促進する》
シャンプー前に頭皮のマッサージをすると、頭皮を柔らかくし、潤いを保つことで、頭皮に弾力が生まれます。
指の腹を使って優しくマッサージし、マッサージ後は、ホットタオルを巻いて15分ほどおいてからシャンプーで丁寧にすすぎます。
シャンプー後はタオルドライをしてから頭皮用のエッセンスなどをを使って頭皮マッサージをすると皮脂のバランスが整い、健康な地肌を保ってくれます。
入浴後はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
頭皮や髪が濡れたまま時間が経つと、雑菌を繁殖してしまいます。
自然乾燥ではなく、必ずドライヤーで頭皮や髪を乾かしましょう。
しかし、頭皮や髪に熱風を当てすぎると乾燥の原因に。ドライヤーの時間が短くなるように、タオルで十分に水気をとった後、髪から10cm以上離した状態でドライヤーを頭皮に当てるようにしてください。
必要以上の熱を与えすぎないようにしましょう。
全てを頑張るのが1番理想ですが、出来ることから少しずつ乾燥を防ぐケアを始めてみませんか？