美容室よくある質問の一つ、

坊主にしたら髪質変わるのか?について

結論から言いますと、

坊主にしても毛質は変わりません。

また、髪の毛が増えたり、クセ毛や剛毛が治ることもありません。

クセ毛や剛毛になるかどうかは、頭皮のさらに奥にある毛根の影響によるため、

髪を切って坊主にしたから、直毛になったりサラサラの髪になったりすることもありません。



髪の毛が増えるかどうかは、毛根の数に関係しています。

毛根の数=髪の本数は、生後増えることはなく、

ヘアサイクルの乱れにより見た目の本数が減っている場合、それを改善することで増えたように感じるかもしれません。

このうわさは思春期に坊主頭にすることが影響しているのではないでしょうか?



現在は少なくなりましたが、かつて男性は中高生になると、

部活動や校則などによって坊主頭にする場合が多く、

中高生の年代は成長期にあたり、ホルモンバランスが変わる時期ですので、

髪質も変化することがあります。

このときに坊主にした経験があると、それが原因で髪質が変わったと錯覚し「坊主にすると髪質が変わる」というウワサ話に結びついたのではないでしょうか?

■剃っても髪質は変わることはない。

髪は、頭皮の毛穴の奥にある「毛球」と呼ばれる部分でつくられています。

毛球部にある「毛乳頭」が、毛細血管から髪の原料となる血液を取りこんで、毛母細胞に渡り、細胞分裂が繰り返されながら髪の毛がつくられています。

つまり、髪の毛を途中から切ったり、剃ったりしても、その下の毛球には影響がないので、髪の質が変わったりすることはないということになります。

髪の毛が太くなるかどうかは、「毛周期」と呼ばれるヘアサイクルがあります。

毛周期は、毛母細胞が盛んに分裂して髪が成長する「成長期」、毛球部が縮小して毛母細胞の分裂が減少する「退行期」、毛母細胞の分裂が停止して成長が終わった髪が自然に抜けるのを待つ「休止期」に分かれます。

ヘアサイクルには個人差があり、だいたい男性で2〜5年、女性で4〜6年で1サイクルです。

このうち、毛球が太くなるのは成長期です。髪が伸びながら毛球が太くなると髪も太くなるのです。

このときに充分に血液から栄養をとって細胞が分裂することは、太くすこやかな髪に必要となります。

ですので、栄養バランスの取れた食事をしないとヘアサイクルが乱れ、薄毛になったり髪質が変わることもあるのです。

普段からヘアサイクルを正常に保つよう心がけ、いつまでも元気な髪を作っていきましょう。

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